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【2025/04/21 05:46 】 |
思考する脳の訓練

今回は、日常生活でできる「思考する脳の領域を刺激する訓練」を
紹介します。記憶する領域から思考する領域への情報受け渡しや
スムーズな切り替えに役立つと思います。
中学受験生はもとより、小学生低学年のお子さんにも有効と思います。
 
お子さんが小学生以下の場合、家族で外出することは多いでしょう。
旅行、レジャー、外食、親戚や知人に会いに・・・。
この楽しみごとが含まれる外出時を利用しない手はないのです。
子供たちにとって、外出して楽しいことをすることは、脳が活発に動く
こと。興味があって、楽しい。すでに脳の受け入れ準備はできています。
このような、楽しい外出時に課題(調べて発表)を与えてみましょう。
テーマは親御さんが決め、そのことについて事前に子供の力で調べさせます。
現地に着いたら、必ず発表の時間と質問の時間、確認の時間を準備してください。
テーマを親御さんが決めると言いましたが、ジャンルを地理や歴史に偏らないように
するためです。
たとえば、海水浴に行くという計画をします。ただ海水浴するだけでは単なるレジャー。
そこで、海水浴に行く場所の名産、産業、有名人、歴史などの中から、ジャンルとテーマ
を決め、お子さんに調べさせる。当日は海水浴の後に発表させます。
もし、現地に確認できるお店、資料館や見学できる工場があれば最高です。
海水浴という外出なので、テーマを地元名産の「干物」にしたとします。
かならず、発表する内容に「なぜ」が含まれるようにさせてください。
魚を干物にする理由や価値が「なぜ」になります。
      保存させる
      軽くなるから運びやすい
      獲れる季節が限られているから
      味がよくなる
いろんな「なぜ」を発表してくれます。
しかし、発表はしたものの、「なぜ」が実感できないのが大半なので、
現地で実物を見て、さわり、更にお子さんにお店の人や資料館で
地元の人に質問させてみる。
調べ⇒発表し⇒見て触れて⇒聞く。自分の調べた世界と実際の世界が接触し、
リアルに「経験」の中に吸い込まれる。これが思考の領域を使う訓練になります。
お気づきですか?この一連の流れの中に「覚える」という領域はほとんど
ありません。リアルに「経験」の中に吸い込ませる。思考の領域が処理している
ため、忘れるという自動消去もかかりません。
ただし、6年生になったら外出は1ヶ月に1回です。
自宅学習する時間が大切だから。

幼児には、親御さんから「なんでだろうね」と聞く習慣をつけましょう。
動物園に行って親御さんが「象さんはハナが長いね」と言うのと、
「象さんはなんでハナが長いのかな」と言うのでは、お子さんにとって
脳の使い方が違うのです。
お子さんが親以外の人に「どうして象のハナが長いの」と聞くようになれば
しめたもの。思考で理解する始まりだから。
将来の天才児への第一歩かも知れません。
算数は「覚えない」で「体験理解」する思考科目として
習慣がついたとき、回路がつながるがごとく成績が向上する。
すごく不思議な科目です。いや、それ以上に生徒の可能性に驚きます。

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【2010/02/04 14:25 】 | 未選択
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