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【2025/04/22 00:24 】 |
勉強でしかるということ
テスト結果や成績で叱ることは、お子さんに後の「暗記的勉強」を加速させるだけ。
俗っぽい言葉で申しますと、上っ面の学習しかしなくなるということです。
叱るのは、望まない行為を見逃さず、行為の時点で叱る。
時間を守らない、勉強したことにする、理解していないのに理解したことにする。
このような行為は必ず叱る。当然、サボった時も叱る。必ず行為の時点で
叱ってほしい。
そして、成績や結果は決して叱らない。
 
イッセイ会に参加している親御さんには、叱る意味を良く理解していただく
ようにお願いしています。
広域進学塾に通学させながら、イッセイ会のマルテク情報会員になられている
皆様も上手に活用していただけているようです。
 
叱るのは、叱られる行為を「その場で正す」ためのものであって、成績や結果は
行為でない(その場で正せない)ため、いくら叱っても、後々プラスになったと
いう具体例がないのです。
 
今後の学習に集中力と気合を入れさせるために、テスト結果が出た時点で叱るという
意見があります。わたくしは、この意見にも賛成しかねます。
結果が出た後で、当時の学習が不足していたことを関連づけて叱っても、お子さんは成績
や結果のことを叱られているとしか感じません。当然、親御さんも当時の学習不足を
叱っているようにみえて、だから成績が悪いと結果を叱る言葉になります。
次回は学習が不足しないようにと叱っても、お子さんは成績のことを叱られている心情
から脱せません。
このとき、お子さんが感じる心情は、「じゃあ、どうやったら成績が上がるの?方法も
教えてくれないで叱るなんておかしいよ。お母さんに言われた通りやっていたのに」
となります。
勉強をサボったから成績が落ちた。だから勉強をサボったことを叱る。
それならば、サボったその時に叱ってください。
本当にお子さんがサボっていたのなら、その時点で叱って正さなかった親としての
自分を叱るべきです。
成績を叱ると、その時間は異様に長いものになります。
気持ちの入れ変え時間も含めると、かなりの時間のロスになります。
成績を叱るくらいなら、「なぜ失敗したか」子供と一緒に原因を挙げられるだけ
挙げましょう。お母さんは、こことここが原因だと思う。
僕は、こことここが原因って知っている。
時間を決めて、家族で原因を出し合います。15分もあれば充分でしょう。
原因がわかれば、同じことを繰り返さないルールにします。
といっても、次回同じ過ちをするのが小学生。
根気よく続けて、行為をその場で叱り、修正させ、良い結果に導きましょう。

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【2010/02/05 09:46 】 | 未選択
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