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【2025/04/22 04:26 】 |
勉強で褒めるということ

午前中は「叱ること」について書いたので、今回は「褒めること」について。
よく耳にする話しで、「うちの子は褒めると伸びるタイプ」とか
「この子は褒めるより厳しくした方が伸びる」ということを聞きます。
わたくし的には、「褒めて伸びない子はいない」と感じてなりません。
このようなことを書くと「褒めるなんて、絶対にうちの子には通用しない」と思われる
方がおられます。
よくよく聞くと、そのような親御さんは、褒めすぎ、褒めることのオンパレード。
そして褒めてだめだから、今度は厳しさのオンパレード。極端な方が多い。
または基準がない方が多い。
結論を言いますと、効果的に褒めてほしいのです。
ただやみくもに褒めまくるのは論外です。
褒める基準がぶれない「褒め」を継続してほしい。
すなわち、目標を達成したら褒める。
叱るのと逆で、褒めるのは行為ではなく結果の達成で褒める。
行為を褒めると、子供は行為自体を要領よく見せることを
習得してしまいます。これでは良い結果は得られません。
ですから、当然の行為をしても褒める必要はありません。
望まない行為は叱る。基準以上の結果を出したら褒める。
望む行為をしても褒めない。基準以下の結果を出しても叱らない。
 
この単純で不動の接し方が、お子さんの目標達成能力を育てます。
1つの問題を解き抜く原動力にもなります。
 
話しがそれますが、「キレる」という現象がよく話題になりますね。
テスト結果や成績は、すでに終了したことで、その場で正すことが
できません。このような正すことができないことを厳しく叱ると、
お子さんの気持ちの行き場がなくなります。だからキレる。
勉強ごとに限らず、親が叱っている立場なのにお子さんが逆ギレする
場合、お子さんがその場で正すことができない結果事について
叱られているなんていうことがあります。
行為を見咎めて、その場で叱れば、行為自体を正すことができるので
キレない子に育ちます。
 
社会に出ると、否応なしに結果で判断されます。
普段の生活態度を叱られずに過ごし、社会に出て結果で判断され、
それが叱られたと感じてしまう大人たち。キレる条件は同じですね。

いつからでしょう。行為を叱らず、結果を叱る風潮が定着したのは。
世の中のスピードが、どんどん速くなり、叱るタイミングが遅れてしまい、
結果の時点で叱るのが当然のようになったからでしょうか。

親御さんには、どんなに忙しくても、日頃の勉強する姿、学習する姿に
可能な限り接していただきたい。単元テスト、実力テスト、全国模試の結果
の時だけ接するのではなく、日頃のお子さんに接していただきたい。
お子さんたちに「自分だけ苦しい勉強をさせられている」と感じさせない
ために。

 
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【2010/02/05 14:38 】 | 未選択
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