忍者ブログ
  • 2025.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2025.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/04/22 17:50 】 |
勉強でしかるということ
テスト結果や成績で叱ることは、お子さんに後の「暗記的勉強」を加速させるだけ。
俗っぽい言葉で申しますと、上っ面の学習しかしなくなるということです。
叱るのは、望まない行為を見逃さず、行為の時点で叱る。
時間を守らない、勉強したことにする、理解していないのに理解したことにする。
このような行為は必ず叱る。当然、サボった時も叱る。必ず行為の時点で
叱ってほしい。
そして、成績や結果は決して叱らない。
 
イッセイ会に参加している親御さんには、叱る意味を良く理解していただく
ようにお願いしています。
広域進学塾に通学させながら、イッセイ会のマルテク情報会員になられている
皆様も上手に活用していただけているようです。
 
叱るのは、叱られる行為を「その場で正す」ためのものであって、成績や結果は
行為でない(その場で正せない)ため、いくら叱っても、後々プラスになったと
いう具体例がないのです。
 
今後の学習に集中力と気合を入れさせるために、テスト結果が出た時点で叱るという
意見があります。わたくしは、この意見にも賛成しかねます。
結果が出た後で、当時の学習が不足していたことを関連づけて叱っても、お子さんは成績
や結果のことを叱られているとしか感じません。当然、親御さんも当時の学習不足を
叱っているようにみえて、だから成績が悪いと結果を叱る言葉になります。
次回は学習が不足しないようにと叱っても、お子さんは成績のことを叱られている心情
から脱せません。
このとき、お子さんが感じる心情は、「じゃあ、どうやったら成績が上がるの?方法も
教えてくれないで叱るなんておかしいよ。お母さんに言われた通りやっていたのに」
となります。
勉強をサボったから成績が落ちた。だから勉強をサボったことを叱る。
それならば、サボったその時に叱ってください。
本当にお子さんがサボっていたのなら、その時点で叱って正さなかった親としての
自分を叱るべきです。
成績を叱ると、その時間は異様に長いものになります。
気持ちの入れ変え時間も含めると、かなりの時間のロスになります。
成績を叱るくらいなら、「なぜ失敗したか」子供と一緒に原因を挙げられるだけ
挙げましょう。お母さんは、こことここが原因だと思う。
僕は、こことここが原因って知っている。
時間を決めて、家族で原因を出し合います。15分もあれば充分でしょう。
原因がわかれば、同じことを繰り返さないルールにします。
といっても、次回同じ過ちをするのが小学生。
根気よく続けて、行為をその場で叱り、修正させ、良い結果に導きましょう。

人気ブログランキングへ  ←応援お願いいたします。

拍手[0回]

PR
【2010/02/05 09:46 】 | 未選択
思考する脳の訓練

今回は、日常生活でできる「思考する脳の領域を刺激する訓練」を
紹介します。記憶する領域から思考する領域への情報受け渡しや
スムーズな切り替えに役立つと思います。
中学受験生はもとより、小学生低学年のお子さんにも有効と思います。
 
お子さんが小学生以下の場合、家族で外出することは多いでしょう。
旅行、レジャー、外食、親戚や知人に会いに・・・。
この楽しみごとが含まれる外出時を利用しない手はないのです。
子供たちにとって、外出して楽しいことをすることは、脳が活発に動く
こと。興味があって、楽しい。すでに脳の受け入れ準備はできています。
このような、楽しい外出時に課題(調べて発表)を与えてみましょう。
テーマは親御さんが決め、そのことについて事前に子供の力で調べさせます。
現地に着いたら、必ず発表の時間と質問の時間、確認の時間を準備してください。
テーマを親御さんが決めると言いましたが、ジャンルを地理や歴史に偏らないように
するためです。
たとえば、海水浴に行くという計画をします。ただ海水浴するだけでは単なるレジャー。
そこで、海水浴に行く場所の名産、産業、有名人、歴史などの中から、ジャンルとテーマ
を決め、お子さんに調べさせる。当日は海水浴の後に発表させます。
もし、現地に確認できるお店、資料館や見学できる工場があれば最高です。
海水浴という外出なので、テーマを地元名産の「干物」にしたとします。
かならず、発表する内容に「なぜ」が含まれるようにさせてください。
魚を干物にする理由や価値が「なぜ」になります。
      保存させる
      軽くなるから運びやすい
      獲れる季節が限られているから
      味がよくなる
いろんな「なぜ」を発表してくれます。
しかし、発表はしたものの、「なぜ」が実感できないのが大半なので、
現地で実物を見て、さわり、更にお子さんにお店の人や資料館で
地元の人に質問させてみる。
調べ⇒発表し⇒見て触れて⇒聞く。自分の調べた世界と実際の世界が接触し、
リアルに「経験」の中に吸い込まれる。これが思考の領域を使う訓練になります。
お気づきですか?この一連の流れの中に「覚える」という領域はほとんど
ありません。リアルに「経験」の中に吸い込ませる。思考の領域が処理している
ため、忘れるという自動消去もかかりません。
ただし、6年生になったら外出は1ヶ月に1回です。
自宅学習する時間が大切だから。

幼児には、親御さんから「なんでだろうね」と聞く習慣をつけましょう。
動物園に行って親御さんが「象さんはハナが長いね」と言うのと、
「象さんはなんでハナが長いのかな」と言うのでは、お子さんにとって
脳の使い方が違うのです。
お子さんが親以外の人に「どうして象のハナが長いの」と聞くようになれば
しめたもの。思考で理解する始まりだから。
将来の天才児への第一歩かも知れません。
算数は「覚えない」で「体験理解」する思考科目として
習慣がついたとき、回路がつながるがごとく成績が向上する。
すごく不思議な科目です。いや、それ以上に生徒の可能性に驚きます。

人気ブログランキングへ ←応援お願いします。

拍手[0回]

【2010/02/04 14:25 】 | 未選択
頭の中の小宇宙
タイトルをご覧になって、?と思われた方がたくさんいらっしゃることでしょう。
今日は、イッセイ会の指導基軸なるもの少し紹介いたします。

長年、受験生に接していますと、生徒達の頭の中は、まさに小宇宙に感じてなりません。
で、何を言いたいかというと、
この小宇宙、規則というか法則というか、パターンのようなものがあり、その規則や
パターンを踏まえて学習させると、生徒はステップアップする。

要は、このパターンに対し効果的に、時には逆手にとって指導するのが
イッセイ会の指導基軸なのです。

私は、大脳生理学者でもなければテレビに出演されているような脳科学者でも
ありません。しかし、自宅学習(しかも低コスト)で中学受験に成功させるには、
大手広域塾のミニ版では生徒達を満足に導くことはできません。

指導基軸は脳仕組み、とりわけ生徒がどのように脳を使って学習するかを
考察して出来上がりました。

勉強する、学習するということは、2つの機能(脳の領域)を使っています。
      思考する脳
      記憶する脳
思考する脳は、仕組みを理解し、応用して同じ系統の問題を克服します。
しっかりインプットすれば、なかなか消去され難い特徴があります。
算数全般、国語の読解と記述、理科の物理分野と地学分野(特に月、星、太陽)
で良い成績をとり、良い成績を維持するには欠かせない脳の領域です。
記憶する脳は、暗記することであって、「覚える」こと全般を支配しています。
残念ながら、多かれ少なかれ、誰でも時間経過とともに自動消去されます。
漢字や熟語、作者と作品名、理科の生物分野と化学分野、歴史と地理
で良い成績をとり、良い成績を維持するには欠かせない脳の領域です
また、訓練しないと個人ごとに記憶できる量や期間に差が生じるのも
記憶する脳の特徴です。
 
生徒たちですが、誰でも上記2つの脳の領域を持っています。
ただし、共通して言えることは、全ての教科の学習に対し、新しい項目は、最初は全て
記憶する脳から使います。これはおそらく、人類の脳の仕組みからくるのでしょう。
算数の水槽に張った水に錘を入れて水位が上昇するメカニズム理解も地理の山脈名も
学習するにあたり最初は「記憶する脳」の領域が処理をします。
この時点で、「なぜ、なぜなんだ」という観念が発生すると、記憶する脳の領域では、
手に負えなくなり、思考する脳の領域に仕事をバトンタッチして、その仕組みを
解釈していきます。思考する領域は構造理解をつかさどるのが役務なのでしょう。
バトンタッチされた複雑なデータを見事に解釈していきます。
一方「なぜ、なぜなんだ」が必要なく「はい、そういうことね」という概念で終了する
暗記的データは、そのまま記憶する領域が受け持つようです。
学習よろず請負所的な「記憶する領域」ですので、受け取るデータは全て
拒みませんが、膨大な量であるため、自然消去してしまいます。
ですから、メモリーを圧縮し、整理して記憶に残しやすくする工夫が必要になります。
指導する側から見て気付くことに、この2つの脳の領域ですが、3次元的または3人称
的な問題は思考する領域が役割負担しないと、お手上げ状態になるようです。
平面図形、計算問題までは記憶する領域をフル回転させれば、なんとか対応する。
しかし、展開図と積木、早さと時間と点の移動・面積の関係、月と太陽と地球と公転の関係、
作者と作品背景と作品内の登場人物と生徒自身の関係などは思考する領域が処理しないと
同系統の問題をやるたびに、問題ごとの解法を覚えようとしてしまい、記憶する領域を
占領してしまう。
算数の難解な問題が解けなかったり、過去にあれだけ訓練した項目が全然身についていない
こと、あるいは国語の読解と記述がいつまでたっても苦手なことって、
生徒が勉強を怠けているのでも、練習が足りないのでも、教材が不適格なの
でもない。思考の領域に学習処理をバトンタッチさせてないだけのことが
本当に多いのです。
傾向ですが、授業ををよく聞き、長時間勉強することに不満を言わず、
両親の言いつけをきちんと守る「良い子」ほど、記憶する脳の領域を酷使
しています。
すこし変わり者、悪く言えば偏屈者の方が記憶する脳を旨く使うようです。
 
私のブログを見にこられる皆さんですから、以上のことなど百も承知でしょう。
イッセイ会では、上記の仕組みに合わせた脳の領域別学習に徹しているのです。
「教えない指導」をモットーにしていますが、「今週はテキストの何ページ
から何ページまでやっておきなさい」という短絡的指導ではないのです。
算数で把握しなければならない単元は80単元ほどありますが、「今週学習する単元は、
4つの重要な糸口があります。先に4つの糸口を案内しておきますの、その糸口を
常に頭に浮かべて、組みたてながら例題理解に挑戦しなさい・・・」となります。
記憶する領域を使用する歴史科目は、「テキストをみて重要だと思うところを
覚えやすいように書き出して暗記しなさい」などという指導はいたしません。
「次の項目でテストに出る語句は、案内した65個の語句です。最初に65個の
語句を10回暗唱してから、テキストを読み、暗唱した語句がでてきたら、その部分
に注目して読みながら語句同士を結びつけてください。結びつけが頭の中で完成したら、
暗記表のいつ、誰が、何を、どうして(どんな)に書き出して暗記しましょう」となります。
暗記することを表にしてプリントで渡すと、語句同士の結びつきがなくなるため、
生徒にとって、脈絡のない不規則に並ぶ数字を暗記するように感じるようです。
テキストから入ると、全てのページ、全ての文書を暗記しようととらえるようです。
いずれも、記憶する領域には効率がよくない。記憶しても長続きしない。
よって、必要な語句を先に与え、それを生徒にテキストで結びつかせ、
パターン表に規則正しく書かせて覚える。これがイッセイ会式暗記法に
なりました。
現在、新6年生26名、新5年生28名を指導していますが、私の目からみて、
新6年生になるころには、生徒だれもが、脳の領域をうまく使いこなすエキスパート
になってくれます。この生徒たちには、学習すべき単元とともに常に糸口を毎週
連絡し、2週間後の項目テストで理解の弱い項目の指摘と思考する指示や方法を
案内してます。
 
学術指導の諸先輩方や脳科学者の皆様は異論を持たれると思います。
しかし、このやり方で長年指導しているのがイッセイ会なのでご容赦ください。

今日は、少し長い文章でしたね。すみません。

人気ブログランキングへ  ←応援お願いします。

拍手[0回]

【2010/02/04 11:43 】 | 未選択
イッセイ会とは

おはようございます。
昨日よりブログをはじめましたが、肝心な「イッセイ会」のこと
触れておりませんでしたので、この場にて簡単に紹介いたします。

その前に、受験関連のブログを検索しますと、大手塾の
講師の方や、とても熱心な保護者の方のブログが多数あり、
中身や構成にとても工夫されておられる。大変参考になりました。

さて、イッセイ会ですが、ひとことで言うと「勉強道場」です。
と言いましても、生徒を体育館のようなところへ押し込めて、
師範が竹刀を片手にスパルタ式に勉強をさせるのではありません。

道場は、各ご家庭のリビングや子供部屋です。
恒常的に勉強する習慣を保護者の方に管理していただき、
教材も市販の参考書や問題集で、生徒自らが単元の理解と
理解度に応じた問題に挑戦する。

週末に配布する単元テストの結果や間違え方から、復習と
おさらい箇所を指示する学習サークルです。

私自身が「教えてもらえない」塾に通った経験から、自分で
解き、理解する力のすばらしさを道場を通して20年前より
紹介しています。

きっかけは、同じ「教えてもらえない」塾を経験した友人からの
依頼でした。友人は小学校の教諭をしておりますが、「とても
有望な生徒がいるが、経済的事情でで塾等に通えない。
自分は立場上、問題になるので指導できない。無理を承知で
無償で指導してほしい。」という相談。
そこから、毎年数名づつ指導してまいりました。

指導した生徒達が社会人になり、情報収集や問題作成など
手弁当で参加協力してくれるようになりました。

当初は、本当に経済的に厳しいご家庭のお子さんばかりでしたが、
ここ数年は、「高い塾の月謝には尻込みするが、月額で新聞代程度
なら勉強させたい」という、普通のご家庭の方が大半です。
3年前より、大手塾で思うように学力が伸びず、親も子供も、
どうしてよいか困って駆け込まれることも多くなりました。
また、通塾すると受験勉強していることが周りに知れてしまい、
もし失敗したときに家族、子供の立場がないので、受験勉強を
していることが周りに知れないようにしたいという方もおられます。

指導を希望されるご家庭、お子さんのニーズは様変わりしましたが、
・お金を必要以上にかけないで受験勉強する
・生徒自らが解法を理解し、「取りにいく学習」をする
を推進する勉強道場がイッセイ会です。

こんな指導サークルが日本に1つくらいあっても良いと思い、
本年よりブログやHPで広く公開することにいたしました。

この20年間で経験した小さな出来事やノウハウを
ブログを通して発信していきます。
 

人気ブログランキングへ←応援お願いします。

拍手[0回]

【2010/02/03 10:48 】 | 未選択
やっぱり我慢が一番だ
昨日、1日の試験は、生徒それぞれの第一志望校。
合格した生徒たちからの喜びの声が集まりました。
「我慢した甲斐があった!」
「1年ぶりにゲームをするぞ!」
「24時間音楽聴きまくる!」
みんな、約束守って我慢したものな。

毎年のことながら、厳しく指導したことが
報われるひとときです。


人気ブログランキングへ ←応援おねがいします。

バナーリンク先のイッセイ会HPも宜しくお願いします。

拍手[0回]

【2010/02/02 23:04 】 | 未選択
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>