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【2025/04/19 20:12 】 |
後戻りするか、立ち止まるか
本日は、土曜日ですが少し時間がとれたため、ブログ更新します。

表題の件ですが、実は算数の難問にぶちあった時の対応を
表しています。

知っている解法の中から最適のものを選び、解きすすんで
きたが、どうしても答えにたどり着かない。または答えにたどり
着いたが、明らかに間違っていることがわかるきっている。
というような状況の時、
その解法にしがみつくか、後戻りするか、という話題です。

このような場面は、かなり頻繁に起きることですが、
保護者の方は、お子さんに対して、「その解き方で、行き詰った
のだから、どこで行き詰まるのか?または、最初に遡って、
違う考え方で解くという行動はないのか?」と指導されているようです。

確かにそうなのですが、それがなかなかお子さんは出来ない。
どうして、普段から行き詰ったら、後戻りすることができないか、
考えたことがありますか?

実は、理由があるのです。
その理由は、たったの2つ。
1つ目、「問題の解釈を間違っている」
  Aという問題にはAを解くための解法があります。
  Aという問題を、お世話してあげて、Aの解法に当てはめられる
  ようにすれば、解くことができます。
  しかしAという問題をBという問題だと解釈してしまうと、Bを
  解く解法に当てはめてしまします。ですから、いくら解法を
  進めても解けないのです。
  
2つ目、「同じ系統の問題に対し、最低数種の解法があるが
     全ての解法を把握できていない」
  たとえば、数列の問題なら等差数列の番目を出す解法と
  何番目までの和を出す解法、階差数列、乗差数列の場合、
  差の規則性は複雑だが1番目と最後、2番目と後ろから2番目
  をそれぞれ足すと全て同じ数になる順列の解法。
  ざっと6種類くらいは解法を知っていなければなりません。
  
  問題が乗差数列なら平方根を利用して解法するのですが、
  等差数列の解法しか把握していない場合は、遡るって解き直す
  もなにも考えつかないのです。

保護者のみなさんは、お子さんが1つ目の理由で行き詰ったのか、
それとも2つ目の理由で行き詰ったのか判断なしに、「遡って見直せ」
と指導することが多い。
1は、国語力(読解力)を磨けば修正できます。算数を復習するより
国語の時間が不足しているのです。
2は、算数の量が圧倒的に不足しています。理解学習の時間も不足
しています。

何が原因か判断せずに指導すると、ある意味無駄な学習や場違いな
学習を行うばかりか、お子さんスランプに落とし込む場合もあります。

是非、イッセイ式マルテク会員情報のツールで、お子さんを分析して
みてください。

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【2010/03/06 16:26 】 | 未選択
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