マルテク会員のご家庭は、通塾生の場合が多いようです。
絶対数的に、全く塾に通わず、自宅学習だけで受験を試みるご家庭
が少ないでしょうから、当然といえば当然でしょう。
自宅学習だけで受験指導を長年行ってきましたので、アドバイスは
自宅学習に関すること多いのですが、通塾生の保護者の方からの
質問にも、答えるようにしています。
この時期に多いのが、「下のクラスから上がってきた生徒に
成績でお子さんが抜かれてしまった。塾の個別面談でも
具体的な原因や対策を教えてもらえなかったので、原因と対策を
教えてほしい」
「これからという時期に、塾のクラス替えで下のクラスに
落ちてしまった。どうしたらよいのかわからない。本人も
意気消沈して集中力が落ちている。どうしたらよいか」
この2点は、本当によくいただく質問です。
まず、最初の質問に対し、
「原因と対策を教えてもらいたい気持ちは充分に察します。
焦りや不安な気持ちが破裂しそうな状況が想像つきます。
しかし、人それぞれ伸びる時期があるのです。
共通していることは、伸びる生徒は頭が良いのではなくて、
これまでと違う学習を意識し、追加し、効果的に行った
結果でしょう。同じことを繰り返すだけでは、進捗は同じ。
量を増やすか質を上げるかです。
基本問題を間違えるようなら量です。
量自体が不足しているというのが原因です。
基本問題は正解できるが応用問題で加点できないなら、質です。
ただし、基本を落とさないように量は維持しなければなりません」
と返事しています。
後者の質問に対しては、少し厳しい返事をしています。
「クラスが下がり意気消沈して、集中力がなくなった。と
いうことより、堅実な学力が備わっておらず、
きちんとした理解が不足していた事実を受けとめましょう。
クラスが下がったことで意気消沈し集中できないことも、
わからない単元がたくさんあり、授業や復習で、ちんぷん
かんぷんな状態なのも、集中という点では同じレベルかも
しれません。どこかに理解不能な単元があり、把握しない
ままに進んできところがあるはずです。
振りかえるには良いタイミングと考え、総チェックを
しましょう。」とアドバイスしています。
応援お願いします。
↓

[0回]
PR