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【2025/04/21 05:38 】 |
志望校の問題傾向
土日は、マルテク会員様向けの情報や資料の作成、
質問等にお答えするため、ブログの更新がままなり
ません。
なるべく平日は1件以上のブログ更新を目指しているの
ですが、昨日は質問へのお答えに追われ、更新できま
せんでした。
本日は、質問の中で、特に印象に残ったものを
テーマにしてお話しします。
印象に残った質問とは、
「志望校の問題の傾向ですが、大きく変わることは
事前にアナウンスされるのでしょうか?大手塾だけに
内密に連絡が届いたりするのでしょうか?」
という質問です。この質問の根底には、難関校狙いで
基盤を築いている大手塾のチラシ広告を見て、その
合格者数の多さ(他の塾との格差)に驚かれ、
問題傾向の情報収集力に差があるのではないかと疑問
を持たれたようです。
結論から申し上げると、内密情報や一部だけに
発信する情報はありえないということです。
そのようなことをしても、学校に利点はないからです。
超難関校、難関校、それから難関大学進学者を輩出させ
ようとしている学校は、真に学力(特に思考力)が
高い生徒を集めたい。ですから手の内を一部に見せて
試験だけ通る生徒を集めても意味がないのです。
ましてやモラルに反すること(現代では「コンプライアンスに
反する」といいます)をすれば信用損失や伝統の失墜に
なります。
ですから、一部だけに情報発信することはありません。
逆を返せば、情報は広く発信しているのです。
発信された情報をわれわれ受験者側が見逃しているに
すぎないのです。
試験傾向が変わる例は、いくつかありますが
      校長や経営母体の変更時
      校舎移転(計画が将来ある)
      校名変更(計画がある)
      共学への変更(計画が将来ある)
など、目に見える下地が必ず存在します。
このほかに、
      難関私立大学への進学者が出始め、次は国立大を目指せる
      難関私立大学、国立大への進学者が減少してきた
など、その学校からの大学進学者数に変化が出始め、数年
その傾向が定着してきたときも要注意です。
また、エスカレーター式の母体大学があるにも関わらず、
他の大学への進学者数が母体大学への推薦者数を大きく上回る
学校も試験傾向が変化してきました。
女子校でいえば、良妻賢母の伝統から才色兼備ではなく、
「才職兼美」に方針が加わった学校は、難関大学への進学者数を
伸ばし、それの合わせて中学入学試験の傾向も変化してきたと
いえます。
学校説明会で、方針の追加や変更が聞けたり、学校概要の方針の
欄が変わったりしたら、試験の傾向が変化すると予防線を張る
必要があるのです。
となると、出題される場所が変わると心配される方が多くいま
すが、範囲の場所が変わるのではなく、問われ方が変わるという
ように解釈してください。
選択式から記述式
一行問題から、(1)が解けないと(2)が解けない問題へ
抜き出し式から自分の言葉に直す答え方
単純暗記から理由説明へ
要は、覚えて暗記する学習に加え、思考して表現できる
学習が必要になったにすぎません。
イッセイ会では暗記、おうむ返し学習では、いずれ手に負
えなくなると
いうことを常日頃から注意しています。
思考して表現できる学力を普段からつけていれれば、
全く心配することはありません。
思考して表現できる学力を普段から心がけていれば、
入試問題傾向の変調は実はチャンス到来なのです。
マルテク会員情報では、試験内容が変化しそうな学校を
注意喚起しています。会員の方は是非参考にしてください。
応援お願いします。
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