受験シーズンも終了し、新六年生は、いよいよ残り1年となりました。
ここからは学習効果を最大限に高めていかなければなりません。
自宅学習生も通塾生も「本気モード」になっていますか。
やらされている勉強スタイルと目的意識を持った勉強スタイルの差が
大きく影響する一年になります。
目的意識ですが、目的や目標を「志望校合格」に定めることは、
保護者には理解できますが、意外と子どもにとっては、実感がわかない
ものです。志望校合格を目的や目標にすると、やらされている勉強スタ
イルから脱却できない。もちろん子どもにも、志望校合格は、わかりや
すい目標ですが、その価値がわからないことが多いのです。
なぜ、受験するのか、なぜその志望校を目指すのか、よく理解させること
が重要になる1年です。当然、将来の大学、社会に出て目指す職業まで
つながりをもった説明と理解が必要になります。
子どもですから、将来何になりたいかという自発的な意見は絵空事かも
知れません。また将来の職業という概念自体ができあがっていないのも
しかたないことです。
今は、親の希望を話すことが、子どもにとって良い目標設定になります。
一昔前なら、医者になりなさい、弁護士になりなさい、商社マンになりなさい、
銀行マンになりなさい、女子アナウンサーになりなさいというように
子どもでも想像がつく具体的な職業を言えばよかったのですが、
現在は、あまりおすすめしません。
現代の子ども達は、すでに出来上がっている職業に「あこがれ」や「魅力」
を感じない世代ということを前提にしたほうがよいからです。
是非、話していただきたい親の子どもへの将来像は、
「世界レベルで活躍できる人になってほしい」「誰にも出来なかったことを
解明できる人になってほしい」「工夫や技術、環境、配慮、福祉、政治、経営
など興味のある分野で新しいことを発想し世界のリーダーになってほしい」
という投げかけからはじめ、子ども自身が将来像を探し出す。
そのためにどのような学校へ行き、学び、知識を高めることが大切で、必要な
ことかを意識し実感させていきましょう。
応援お願いいたします。
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