的確な言葉が見つからないため、表題の言葉を使いました。
受験生といえば、大手広域塾に通い、更に個別学習や家庭教師
も並行してつけて学習する受験生が大半ですが、景気の停滞、
収入の減少等の理由から中堅校狙いの通塾生は減少している
ようです。反面、自宅学習や通信学習などで挑む受験生が増加
している感じがします。
当初、今後は上記のような中学受験生の二極化が進むと想定し
ていましたが、ここ1ヶ月のご父兄から寄せられるの情報を
分析しますと、もう1タイプの受験生層ができつつあるようです。
どのような受験生層かというと、自宅学習等で中学受験ができる
くらいまで学力を高め、高校または大学の一発合格を狙う層です。
もちろん、私立中学の入学試験も受けさせるでしょうが、
あくまで実力考査であって「合格しても入学させない」という
受験生層(経済的余力が出れば入学)です。
大学生を見わたすと、難関私立中高からの入学者以上に、
中高は公立校で過ごした大学生は想像以上に多い。
これまで中高を公立校で過ごした大学生は、素地はあったに
せよ、小学校中学校は勉強漬けの日々ではありません。
高校生になってから、学力をつけたタイプが大半でした。
このタイプの生徒が、小学校の時点から大学一発合格を
狙い、自宅学習で準備を開始するというのが新受験生層です。
通塾で何が何でも受験する層と自宅学習受験層からの
新受験生層入りもあるようで、もしかしたら今後数年は、
このタイプの増加がみられるのではないでしょうか。
そうなると、本当に入学させたい受験校選択(志願者数
の変化)、合格者数の変化を読み違えないようにしなくて
なりません。
今後とも応援お願いします。
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