中学や高校の部活動「朝練」に関するお話しではありません。
効果的な朝学習のお話しです。
ほとんどのお子さんが朝学習を取り入れていると思いますが、
朝練をしているか、朝錬をしているか、それとも朝連か。
朝学習と一口に言っても、内容によって練・錬・連の3タイプ
があります。
練:計算問題や漢字演習など基本的問題や暗記を行う
錬:叩いて、しなやかな鋼を打ち出すがごとく難問解読を行う
連:過去一週間以内に学習した内容から、関連した問題をふりかえる
アドバイスせずに朝学習を行うと「朝練」を選択することが多いようですが、
イッセイ会では「朝連」を推奨しています。
毎朝4時に起床して、体操などで一汗かき、シャワーを浴びて、しっかりと
朝食をいただいてから朝学習を行うなら、朝練や朝錬も良いでしょう。
しかし、起床したばかりの眠気まなこの状態で、スピードを競いながら
正確に解答する複雑な四則計算問題や暗記学習を行うこが効果的でしょうか?
イッセイ会では、最初の5分を掛け算の100マス計算を行い、その後に
過去一週間で学習した算数単元より数題の問題を解くことをすすめています。
いまさら100マス計算?と侮るなかれ。
四則計算の基本は1桁か2桁同士の足し算、引き算、掛け算です。
テストで計算間違いによる不正解も解けずに記入できなかった場合も
同じ減点。そんな計算間違いを防止するのに必要なのです。
今では、毎回問題が変わる100マス計算のソフトがネットより無料で
ダウンロードできますから、これを使わない手はないです。
さて、100マス計算後は、過去1週間以内に学習した単元より、数問の
問題を行います。できれば、昨日学習したことより1週間くらい前に行った
単元がふりかえりになってよい。
忘れないためのトレーニングなので2~3問が目安です。

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